【1日1万PV目標のブログSEO対策12選!文章の書き方編】キーワード選定と記事構成のテクニック
先日、ブログのアクセス数などを公開したところ
なかなか嬉しい反応を頂きました。ありがとうございます。
関連記事:1年ブログ運営した結果
詳細に関して諸事情により
非公開にさせていただきました。
※ご了承ください
…
ブログ運営はようやく2年目に入ったところですが
なんとか最初の1年で形にすることはできたかなと思ってます。
僕が1年で結果を出す為に行ってきた記事作成・執筆関連のSEO対策やキーワード選定手法について解説してみようと思います。
- これから記事を書いていこうと考えている人
- 頑張ってるけどアクセスが伸び悩んでいる人
参考になる点が幾つかあるかもしれません。
宜しければ一度、本記事を読んでみて下さいませ。
※文章が長くなりそうだったので内容は前半・後半に分けております。
- 前半:キーワード選定
- 後半:記事・文章の書き方
キーワード選定編
さて…ここからが本番。
まずはネタ探し・キーワード選定について。
①:「お題・ネタ」のアクセス変化を予想
- 重要度:★★★★
- 所感:まずは想像する
■キーワードを構成する要素
記事を書く元となる「ネタ」というのは…
大きく分けると2種類の要素を含んでいます。
- 話題などに左右されやすいトレンド性
- 細く長く検索され続けるロングテール性
■トレンド性の例
例えば「天津風」というキーワードで説明するね。
1:天津風とは「空高く吹き抜ける風」を意味する綺麗な言葉。古今集に掲載されている和歌にもその単語が使われています。これが語源ね。
2:更に太平洋戦争における駆逐艦の一つに「天津風」という艦船が存在します。
3:最近では太平洋戦争をモデルにした人気ゲーム「艦これ」にて「駆逐艦・天津風」をモデルにした艦娘の「天津風ちゃん」というキャラがいます。上記写真はねんどろいど天津風です。
で…以下のグラフは「天津風」という単語の検索量の変化グラフ。
※グラフは後ほど解説するキーワードプランナーで調査可能
- 2014年2月:約1,000
- 2014年3月:約20,000
- 2014年4月:約75,000
- …(略)…
- 2014年12月:約20,000
2月~4月では検索量に物凄い変化があったことが分かります。検索量が数十倍に増えていますよね。この間に何があったかと言うと「艦これに天津風が登場」しました。
これが「話題性=トレンド性」です。
瞬間的に検索量が増え…
そのあと徐々に落ちることが多い。
■ロングテール性の例
対してコチラのグラフは
「讃岐うどん」の検索量を表したもの。
基本的に1年間を通して検索量に殆ど変化が無いキーワードです。
トレンド性は殆ど無いため、瞬間的に検索量が増えるようなことは殆どありませんが、仮に「讃岐うどん」というキーワードで上位表示できたとすれば、毎月一定のアクセスが見込めることになります。
トレンド程の瞬間的な検索量は無いけれども…
細く長く常に一定の検索・アクセスが見込めるキーワード。
これが「ロングテール性」です。
ロングテールな記事ばかりだとアクセスが伸びるまでに時間がかかる傾向にありますが、安定的にアクセスを得やすいというメリットもあります。バランスが大事。
②:キーワードプランナーで検索ボリューム調査
- 重要度:★★★★★+★
- 所感:超重要!まずは調べる癖を!
■キーワードプランナーとは?
キーワードプランナーというのは、Googleが提供するキーワードの検索ボリュームなどを調べることができるとても便利なツール。
自分が書こうとしているキーワードの需要を調べることができたり、そのキーワードと関連の強い他のキーワードを調べることが可能です。
URL:キーワードプランナー
■使い方の例
【1】:「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」を選択
例えば「SEO ブログ」と入力してみます。
でもって「候補を取得」で次の画面に進みます。
【2】:「キーワード候補」を選択してボリュームをチェック
この場合だと約1300という数値。
僕の指標を簡単に書いてみるとこんな感じ。
- ボリューム無し:書かない or キーワードを再考
- 500未満:関連キーワードとの兼ね合いで判断
- 500~1,000:好きなネタなら書いてみるか
- 1,000~10,000:試しに書いてみるか
- 10,000~:本気で書いてみるか
- 100,000~:まずは複合キーワードを探す
他にも関連度の高いキーワード群が表示されるので、そこから更にネタを探したりします。
■まずは調べる
記事を書く上で「アクセスが来るかも!?」っていう『直感』は意外と当たりますから、そういう場合は自由にネタを書いても問題ないかなぁ~とは思います。
ですが基本的には、お題を推敲する目的も兼ねて「キーワードプランナー」で書こうと思っているキーワードの検索ボリュームを調べるようにします。調べることが大事。
調べない理由が無い!
PVを気にせずに好きなネタを書くことは楽しいし、「オリジナルコンテンツを増やす」という視点から見ても大切なことです。
ですが結果的に検索ボリュームの少なすぎるネタばかりを扱い、「アクセスが来ないよ~」と嘆くのはおかしいよね?…ってことになります。
検索ボリュームに納得した上で記事を書くことが大事。
③:トレンド性はGoogleトレンドで調査
- 重要度:★★
- 所感:キーワードプランナーで分からない場合
■トレンディーなキーワードはコチラを使う
正確なパーセンテージは忘れましたけど、一般的に検索されるキーワードの約4割程は「新語」だったかな。
「まさに今、話題になってるキーワード」というのは検索量が爆発的に伸びている可能性があり、そういったキーワードはキーワードプランナーを使っても検索ボリュームが予想できない場合があります。
そういった場合に使えるのがGoogleトレンド。
URL:Googleトレンド
詳しい使い方は割愛しますが、キーワードプランナーで調査してもよく分からない新語であったり、季節的なトレンドを含むキーワードの検索などに便利です。余力があれば使いましょう。
使い方の参考になりそうなサイト
⇒ Googleトレンドを使って何ができるの?
④:サジェストなどで関連キーワード調査
- 重要度:★★★★★+★
- 所感:キーワードプランナーと同じくらい重要
■サジェスト
検索エンジンにて「とあるキーワード」を入力した際、一緒に検索されそうなキーワードを表示してくれる仕組みがありますよね。それをサジェストと呼びます。グーグルの場合は「Googleサジェスト」ですね。
とても関連の高いキーワードが一緒に表示されるので絶対にチェック。拾えそうなキーワードは、記事タイトルや記事本文に取り入れるようにします。
僕は滅多に使いませんが、サジェストキーワードを一括で取得できるようなWEBツールもあります。便利なので使ってみるといいかも?
URL:サジェスト一括DLツール
■実際にググるのも超有効
あとは実際にググるのも有効です。
関連する検索キーワードが表示されますね。
これもネタ探しや複合キーワードに使えます。
ちょっとだけまとめ
キーワード関連のツールは色々ありますが、まずはキーワードプランナーで検索ボリュームを調べ、GoogleサジェストやYahooサジェスト(虫眼鏡検索)で関連キーワードを調べましょう。
最初はそれさえできれば十分です。
これ以上のツールを使っても使いこなせない。
月間10万~50万PVレベルであればこれだけで十分。
他のツールは上達してから利用すればいいと思うよ。
あとは普段からテレビなどをよく見ましょう。
テレビとネット検索はとても連動しています。
記事・文章の書き方編
キーワード調査の次は記事の書き方。
感覚的なアドバイスになりますが読んでみてください。
⑤:カメラは必需品
- 重要度:★★★★
- 所感:パソコンの次に大事な道具
■カメラはPCの次に大事
記事の書き方…に入る前に道具の話。
カメラはものすご~く大事です。
ブロガーを始めるに当たり、パソコンは当然ながら必要ですが、それと同じくらい大事なのがカメラです。カメラは安いものでも十分ですが、最低でも600ピクセル以上の写真が撮れるカメラを使いましょう。
スマホでも良いけどね。
ピンボケ画像はNGよ。
オリジナル画像・写真というのはSEO的に見ても評価がアップします。※余裕があれば画像のファイル名などもデフォルトのファイル名ではなく、適切なファイル名に変更することが望ましい
僕はNikonのP340を使ってます。
記事:Nikon COOLPIX P340性能レビュー
暗がりに強く、背景ぼかし写真が簡単に撮れる。
ちょっと高いですが2~3年は使えそうです。
⑥:ファーストビューには画像
- 重要度:★★★★
- 所感:見た目も大事
■視覚的な効果
いきなり文章から始まるのが悪いとは言いませんが、記事の始まりで「読者をつかむ」ことはとても大事だと思っています。その方法の一つがファーストビューに画像を入れること。
僕は記事の一番上に写真or画像を入れるようにしてます。
できることなら、これから書く記事内容を想像させてくれるような写真が良いですね。カメラの項でも少し触れましたが、理想は「自分で用意した写真・画像」を使うことですね。SEO評価アップ。
自分で用意できない場合などは…
フリー画像サイトなどを使うといいよ。
僕がよく使ってるのは足成です。
URL:写真素材【足成】
⑦:文章の書き出しは大切に
- 重要度:★★★★★
- 所感:読まれるかどうかはココで決まる
■最初の10秒で読まれるかどうか決まる
文章の書き出しは「超」大事です。ファーストビュー写真と合わせて、最初の書き出しにて読者に対し「記事を読むことで得られる内容」をざっくりと想像させてあげることがすごく重要です。
書き出しですから長くなりすぎてもNG。逆に「今から○○について紹介します」みたいな簡潔すぎるのもNG。何故私がこの記事を書いているのか?っていう理由付けが実は大事。
理想は面白くて読者が読んでみたくなるような文章です。個人的には一番気を使いながら書いている部分です。最近僕が書いた記事を載せておくので書き出し部分を参考にしてみてください。微妙だったらスイマセン。
⑧:タイトル前半30文字は特に大事
- 重要度:★★★★★+★
- 所感:検索エンジン表示からのクリック率に影響
■アクセスを集める上で一番重要なタイトル
仕様は検索エンジンによって微妙に違いますが、目安として「前半30文字に主要キーワードを入れる」ことを意識して付けるようにしましょう。
「30文字」の理由ついて簡単に説明すると、Googleの検索結果に記事が表示された際、通常は「前半30文字」がタイトルとして表示されることになります。※上記画像参照
記事が既にインデックスされている場合は、検索エンジンにて「site:記事URL」と検索することで、インデックスされた状態の記事の見た目を確認することが可能です。
例:「site:himazines.com/wordpress/10000pv-blog-seo-taisaku/」
■ちなみにsiteコマンドとは?
「site:」コマンドはインデックスを確認するための検索コマンドの一つです。覚えておくと結構便利。検索コマンドには他にも「allintitle」などの便利なコマンドが複数存在します。
■タイトルは何文字が良いの?
ちなみに「30文字」というのはあくまで検索エンジンに表示される文字数の話であって、タイトルは30文字より長くても問題ありません。
ただし、(うろ覚えになりますが)検索エンジンが拾ってくれるのは最大60文字までだったと思うので、僕は「30~60文字」の範囲内でタイトルを付けるようにしています。
更に説明しておくと、おそらくデフォルトのWordPress仕様は「記事タイトル | ブログ名」という形でtitleタグ内の文字が設定されます。そこまで加味するかどうかはご自由に。
僕のサイトであれば「記事タイトル | HIMAZINES」というタイトルが形成されることになります。僕はこの状態で「30~60文字」のタイトルにしています。※実質的に「記事タイトル部分」は30~50文字ってところです
ちなみにタイトル文字数は…
上位表示にはあまり影響がないらしい。
ソース:記事タイトルのベストな文字数は?
⑨:慣れてきたらメタ説明文を書こう
- 重要度:★★★
- 所感:余裕ができたら設定しよう
■メタ説明文とは?
メタ説明文というのは検索エンジンに記事が表示された際、その記事を説明した100文字程度の文章のこと。上記画像の枠で囲ってある部分のことですね。
ここはメタ説明文(meta description)というタグの中に文章を記述しておくことで、自分で設定することが可能になります。※設定しなかった場合はGoogleが自動的に記事本文から抜粋する
設定方法は幾つかありますが、僕はAll in One SEO Packというプラグインを使って設定しています。一番ポピュラーな設定方法だと思いますね。
プラグインをインストールすると、記事編集画面に「Description」という欄が追加されます。そこに記述する感じですね。80~120文字程度が目安。
メタ説明文が上位表示に直接影響することはないみたいですが、適当に抜粋された文よりは自分で書いたほうが良いに決まっているので、余裕があれば書くようにしましょう。※Googleは書くことを推奨してます
タイトルの前半30文字に入れられなかったキーワードをメタ説明文で補完することなども可能です。ブログに慣れてきたら設定するようにしましょう。書くことで上位表示におけるプラスαの恩恵が得られるイメージですね。
⑩:見出し等の文字装飾を使おう
- 重要度:★★★★★+★
- 所感:絶対に覚えなければいけないスキル
■文字装飾の中でも見出しは特に大事
ブログを始めとしたweb上の文章は装飾によって見た目を変えたりできます。例えば文字の色を「赤色」にしたりするのも装飾の一種ですね。
そんな文字装飾の中でも特に「見出しタグ」は超ド級レベルで重要になります。見出しというのは要所要所におけるラベル的なものですね。装飾の一種であり、概念でもあります。
見出しには「h1~h6」までの6段階のレベルが存在しますが、特にレベルの高い見出しというのは検索エンジンが優先的にキーワードとして認識してくれるため、とても重要になります。
詳しくはコチラの記事をどうぞ。
関連記事:SEO効果の高いタグ4選
改めて見ると上記記事は挿絵が酷いなw
まぁ~昔書いた記事なんてのはそんなもんだ。
見出し以外でも「強調・リスト・引用」などのタグも必須レベルで重要なタグになります。意識的に使っていきたいタグですね。※個人的には下線装飾(U)も好きだったりします。
基本的には、ユーザビリティー向上を目的とした文字装飾は記事の評価が上がると考えてOKです。しかしながら装飾しすぎてゴテゴテした文章にならないように注意して下さいね。
個人的にはタイトルの次くらいに…
見出し付けは重要だと考えています。
上手な見出し付けは永遠の課題。
鍛練あるのみですぞ~。
⑪:書き手が見える記事が理想
- 重要度:★★★★
- 所感:恥は捨てよ
■顔もキャラも出せるなら出す
例えばゲームの攻略記事において、書き手が顔を出す必要があるか?と言われると難しいところですが、信頼が大事になってきそうなサイト・記事の場合は、なるべく写真レベルで顔を出すようにするなど。
僕はhimazinesの他にもダイエットサイトを運営していますが、ほんの少しだけ恥ずかしさもありますけど顔を出すようにしています。理由は「書いた記事をしっかり読んでもらいたいから」です。
実際にサイト管理人がダイエットに取り組んでいる姿ってのが見えるのと見えないのでは、当然ながら「見えたほうが良い」に決まっています。書き手が見えるだけで不思議と文章に説得力が出てきます。
シズル感?ってやつでしょうか。
読者との距離感ってすごく大事で、読者との距離感が近いほど、記事はちゃんと読んでもらえるような気がしています。サイトの滞在時間にも影響しているはず。
これは写真だけでなく文章レベルでも言えること。
硬い文章で通すのもアリと言えばアリですが、少々キャラが立っていたり、少しは人間味のある文章の方がブログでは好まれるような気がします。
だからといって「顔文字」や「草:www」を使いすぎるのはご法度。使いすぎると読み手に不快感を与える場合があるので注意。顔文字乱用は割と初心者がやりがち。
⑫:百聞は一見にしかず
- 重要度:★★★★★+★★
- 所感:時間と金を投資した記事は強い
■見れるなら見る・買えるなら買う
言うだけなら誰でもできます。
- あのお店のあの商品がとても有名
- あの商品はとても美味しいとネットで話題
- あのダイエット器具はとても効果がある
記事ってのは「調査能力」と「文章力」さえあれば実際に「商品などの対象物」に触れていなくても「書くことが可能」であり、更に「上位表示」も理論的には可能。「過去の記憶」から書くという方法もあります。
僕の書いた記事の中にも…
そういったタイプの記事があります。
でもね!
やっぱり直に見たり触ったりして「生の言葉」で書く記事とそうじゃない記事ってのは最終的に「上位表示成功率・検索順位」に違いが出てきます。マジで。
- お金をかけられるところはお金をかける(例:レビュー)
- 時間をかけられるところは時間をかける(例:ゲーム攻略)
そうすることで…「投資したお金・時間」以上のリターンが得られることもしばしば。
僕はなかなか貧乏性でして、商品価格などが2,000円を越えてくるとお金を出すのを躊躇ったりしちゃいます。ですが結果的に購入・記事化することでサイトが活性化したケースは何度もあります。
良い記事を書く為にお金を投資する。
怖いかもしれませんが積極的にやるべし。
まとめ
僕が記事を書く上で主に気を使ってる点について今回は解説してみました。
僕が記事を書くフローを言うと…
- ネット徘徊しながらネタ探し
- キーワードプランナーでネタを精査
- Googleサジェストで関連キーワードを書き出し
- 書く内容を決定する
- 取材できるところは取材する
- 主要キーワード・関連キーワードを使って記事タイトルを推敲
- 記事を書く前に見出しをざっくり書き出す
- 見出しに合わせて文章を埋めていく
- メタ説明文を書いて完成
って感じでしょうか。
記事の書き方に正解があるかどうかは不明ですが…
少しは参考になるのではないでしょうかm(__ )m
他にも例えば…
- 文字が多くなってきたら画像を適度に使う
- アンカーテキストはなるべく正確に書く
- etc…
細かい点を書き出すと幾らでもあるんですが、僕の場合はブログだからといって「日記」を書いているわけでは無くて「記事」を書いているつもりです。
記事である以上、読む人がいてくれてナンボですから、読者にとっても自分にとってもwin&winな記事にすることが大事だと思ってますよ。
長くなりすぎたのでこんなところで。
それでは楽しいブログライフを(^ω^)ノシ
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