【eスポーツとは】ゲームで稼ぐ？アスリートゲーマーとプロゲーマーの世界

ライトユーザーやガチゲーマー。
中にはプロゲーマーまで。

ゲームをプレイする人を分類した場合、
そのハマりっぷりなどから呼び方が複数存在します。
人によってゲームへの取り組み・モチベ・期待度が違うわけですね。

そんな多様なゲームへの取り組み方の一つとして、
ゲームをスポーツ競技としてとらえた「eスポーツ」なる分野があり、
アスリートゲーマーといったゲームへのアプローチがあるのをご存知ですか？

eスポーツとは

「エレクトロニック・スポーツ/e-Sports/eスポーツ」

さて、このeスポーツという考え方のベースは、
「複数人で対戦するゲームをスポーツ競技として捉える」というところにあります。

何をもってeスポーツとするか・・・その明確な定義はありませんが、
例えば、スポーツの世界では、己の肉体を磨くという考え方もありますが、
基本的にはどの競技においても誰かと比較・競うことによって強さを測ります。

要は特定のゲームソフトを一つのスポーツ競技として捉え、
そのゲームにおいて上達する為の練習を行い、上位を目指すということですね。
（※頂点を目指すかどうかはスポーツ同様に絶対ではありませんけどね。）

人によっちゃバカらしいと感じるかもしれませんが、
自分もゲーマーですから一言言わせてもらうと・・・
マイナースポーツよりもゲームプレイヤーのほうが圧倒的に人口は多いんだぜ・・・。

eスポーツにおける競技

eスポーツの世界で人気のジャンルとしては次のようなものがあります。

• FPS（ファーストパーソンシューティング）
• RTS（リアルタイムストラテジー）

例えば、人気FPSシリーズとしてCall of Dutyシリーズがありますが、
シリーズの一つである『Call of Duty: Modern Warfare 2（Cod:MW2）』は
発売初日にして700万本近くを販売し、ギネスにも載りました。

700万人が確実に取り組んだことがあると言える運動ベースのスポーツってある？
オリンピック競技にもなってるカーリングよりも間違いなく人口多い。

またRTSの世界においては日本での知名度は低いですが
League of Legends（通称：LoL）というゲームが世界では人気。

昨年行われたチャンピオンシップの賞金総額はなんと2億円でした。
（⇒League of Legends $2 Million Championships come to a close）

もちろん…ゲームをプレイする主たる目的っていうのは、
殆どの人が自己満足的な楽しみの為にプレイしますよね。

買ってプレイし、自分なりに楽しめればOKなライト層。
ただ、中には、弱いままじゃツマラナイっていうコアゲーマー層が存在します。

そこから更に上に進んだ所に…大会にも出場してくるようなアスリートゲーマー層。
アスリートゲーマーの中でも更に頭一つ抜けた人間がプロゲーマーとしてゲームで稼ぎ、飯を食う。

日本におけるeスポーツ

日本っていうのは任天堂を筆頭に、
ゲームっていう文化を世界に広めた国でもあります。

ですが、世間的なゲームプレイヤーに対する目というのは、
決して高いものではない…とういかかなり低い。

世界のウメハラを筆頭に、個々で強いプレイヤーというのは存在しますが、
団体としての強さっていうのが世界的にみるとやっぱり弱いっぽいですね。

あとで紹介予定ですが…
eスポーツの世界に精通している「松井悠さん」という方がいらっしゃいますが、
その方から直接聞いた話によれば、日本のゲーム界のトップというのが、
廃人君が多いのが世間的に普及し辛い一つの要因かも？みたいなのを聞きましたね。

例えば、海外MMOのクランリーダー・ギルドマスターっていうのは、割としっかりした人が多いのに対し、日本人クランのリーダーっていうのは廃人が多い・・・とか。

最近テレビを見なくなってしまったから知らないだけかもしれませんが、
僕が子供の頃は渡辺徹が司会を務めるスーパーマリオクラブなんかもあり、
子供を中心にゲームが普及し始めた明るい時期だったようにも感じます。

やはりどこかに…ゲームというのは子供が遊ぶためのものっていう考えが日本人の考えの中にあるために、eスポーツもなかなか流行らないのかなぁ～って思うのです。

松井悠さんの紹介

こちらの動画の2:00くらいのところから
BF3のスペシャルアドバイザーとして登場されている方で、
芸人板倉曰く「外見で損し続けている松井さん」です。

株式会社グルーブシンク代表取締役。
レッドブル主催のゲームイベント「Red Bull 5G」のプロジェクトアドバイザー。
日本のeスポーツの世話人もずっとやられています。

あと、鉄拳2の大会優勝者。
攻略本の執筆なんかもされてたとか。
⇒ 松井さんのブログ

僕は学生のときに思考ゲームの研究をしてまして…ゲーム情報学会に所属。
年に1回、箱根で行われるゲームプログラミングワークショップGPWのゲストスピーカーとして松井悠さんと少しだけお話することがありました。

喫煙ルームにてお話させてもらった際、
「僕がいま作りたいゲームは寝技をベースにした格ゲー」
「でも…地味で受けないだろうなぁ…」
って言ってたのを覚えています。

言うまでもなくかなりのゲーマー兼超ゲーム愛好家。
もし本記事を通してeスポーツに興味が湧いたようでしたら、
松井さんを中心に情報収集してみると思わぬ発見があるかも！？

プロゲーマーやアスリートゲーマーの世界に最も詳しい人です。