【おすすめフィギュアケース探し】ダイソー比較による通販前のチェック5項目！

早速買ってしまったねんどろいど。。
どうやら猫様が興味をもったようでガン視。

連装砲ちゃんが食べられないように…ということで取りあえず「ダイソー」にてフィギュアケースを買ってきました。で…買ったはいいものの、色々と思う部分があったので「おすすめフィギュアケース探し」という観点から記事を書いてみたいと思います。

ダイソーのフィギュアケース

何はともあれ…身近でフィギュアケースが買えるお店といえばダイソーが有名。
僕が見てきたダイソーだと「100～300円」のケースが売られていました。

島風と天津風を並べられるケースが良いなぁ～ってことで…
横幅がそこそこあって高さもある商品を探したんですけど意外と無い。

僕が展示したかった「ねんどろいど」の話をすると意外と大きく、握りこぶしのような丸みがある為、できれば立方体っぽいケースが欲しかったんですけど見つかりませんでした。

結局「アーチ深型（300円）：横23cm×奥13.3cm×高13.4cm」を買ってみた。

大きいサイズが意外と少ない

一応…入るには入ったのだが超ギリギリ。
※買う前にしっかり寸法測っとくべきだった…

島風を固定する用のアームを使うとフィギュア本体が少し中に浮きます。浮いた状態だとケースの高さをギリギリオーバーしてしまう為、蓋ができない状態。仕方ないので連装砲ちゃんを立体的に配置して島風をつかむ形で固定せざるを得ない感じになりました。※髪の部分にひっかけてストッパーみたいにしてる

このケースよりも大きいケースは置いてなかったのでダイソーのフィギュアケースだとねんどろいどは無理かも。500円出してもいいのでもう1サイズ大きいフィギュアケースがあると嬉しいなぁ・・・と思いましたね。

本当は立ち絵状態で展示したかったんですが（※大破時だと少し目に毒なので…照）、それだとケースには入りませんでしたね。ヘアバンドが思いのほか高さがあったようです。

ダイソーのフィギュアケース利用するにあたり、
目安としている対象商品は以下のようなものらしい。

• お菓子のおまけフィギュア
• ボトルキャップフィギュア
• ガチャガチャ用フィギュア
• プラモデル
• アクセサリー
• 鉄道模型
• ジオラマ

プラモデルと言えば一番は「ガンプラ」だと思うんですが…僕がパーっと見てきた感じでは1/144サイズのガンプラが入るケースは無かった気がする。あったかなぁ？？…ということでググって見たら「トールタイプ（100円）：横8.5cm×奥8.4cm×高16cm」の物だとギリギリ入るかも…ってレベルらしいです。※底面積が狭すぎて…ねんどろいど島風はパッと見で無理だと判断した品

画像引用元：ガンダム・ガンプラ親子の絆

「ガンダム・ガンプラ親子の絆」さんより画像を引用させていただきました。こちらはガンダムMrkⅡの1/144だそうです。やはり少し窮屈に見えますよね。ガンプラのなかでは比較的スラっとしているガンダムでこれですね。足が筒っぽくなってるドムなんかは無理みたいです。詳しくはサイト参照。

こちらは僕よりも収集癖がひどい弟君の部屋にあったダイソーのフィギュアケース。ダイソー製のケースだと「ガチャガチャ系のフィギュア」が限界かなぁ～って気がしましたね。ガンダムでポージングさせても安定して入るとすれば1/200サイズくらいだと思う。

テカリは強め

安いので仕方ないと思いますがテカリは強めですね。
カメラのレンズ越しだと特にテカテカなりますね。
※肉眼だと写真ほどはひどくないです

部屋が明るい人だと少々気になるかもしれません。
普通に使う分にはそれほど問題ないでしょうか。
※値段相応って感じですね

光の照らし具合によっては上記写真みたいにモロに反射しますね。

作りの荒さが少々目立つ

これも値段相応なので文句言う方がおかしいんですけどね。
やはり安いだけあって少し作りが雑な部分があります。

台座に多少傷が入ってたり、安物プラスチック特有の歪みみたいなのが近くで見るとソレナリニ存在します。ねんどろいどはそれほど高くないですし、僕的には許容範囲内なので気にしてませんが、例えばアメコミフィギュアで有名なSideshowなどの高級フィギュアを飾るにはチープと感じるかも。そもそも入らないかもしれませんが。

日焼け・UVカット効果は少しある？

こちらのキュベレイさん。
本来は白とピンクが美しいはずですが…。

実家の僕の部屋にて、窓際近くで10年程放置したらこんな感じ。白というよりは薄いグレーに変色しており、日に焼けた為に粘性・ねばりが発生。ボディーにホコリが付着してちょっとやそっとじゃ汚れが落ちない状態になってます。

ダイソー製のフィギュアケースだとホコリは当然ながら防ぐことが可能です。また、一般的にアクリル製のケースには紫外線カット効果が少なからず存在します。ですので、ケースをかぶせているだけで少しは日焼け・紫外線予防効果が得られるはず。

しかしながら、UVカットアクリルから比べると効果は弱め。
フィギュアの劣化をどのレベルで避けたいかが参考点かな。
※詳しくは記事下記参照

ホコリ・衝撃による劣化は回避できる

安いフィギュアケースの一番のメリットはホコリがつかないことですかね。あとはペットなどを飼ってる人は分かると思いますが、ヤツラは何にでも興味を示し、破壊行為を繰り返すのでケースに入れておけば少しは防ぐことが可能です。※逆に注意を惹く可能性もあるが・・・ｗ

通販前のチェック5項目

上記で述べたようにダイソーのフィギュアケースから幾つかの問題点が分かったと思います。それら項目を中心にフィギュアケース選びについて更に考察してみましょう。

■問題点をまとめると全部で5項目

1. ケースのサイズ
2. テカリ具合
3. ケース本体の精巧さ
4. 日焼け・UVカット効果の有無
5. ケースの根本的な強度

１：ケースのサイズ

やはり「安い＝大量生産」になるので汎用性の高いケースしか売られていません。どうやら「ガンプラ1/144サイズ」が安定して入るくらいのケースは殆ど量産されていないようでした。専門ショップなどじゃないとぴったりとしたサイズのフィギュアケースは見つからないかも？？…と思いましたね。

僕はスゲー田舎暮らしなので…残念ながら近場に専門ショップはありません。東京にいたころは立川のコトブキヤとかはガンプラ眺めに何度かいったころがあるんですけど、やはり専門店じゃないと適当なサイズのフィギュアケースを見つけるのは難しいかも。

参考までに、、、ガンプラサイズでもスッキリ入るフィギュアケースってなると、オーダーメイドサイズも手掛けているアクリルケース専門店で2,000～5,000円ってのが相場かなぁ～って気がしました。

参考：アクリル工房 – コレクションケース

２：テカリ具合

フィギュアケースのテカリについて。
ケースについては大きく分けて二種類あります。

• アクリル製
• ガラス製

テカリが少ないと言われているのはアクリル製のケースです。

そんなアクリル製ケースの中でもテカリに違いがあるわけですが、主にはクオリティーに依存。アクリル面は幾つかの層になっているのですが、層が薄いほうが基本的にはテカリが少ないと言われています。

アクリル面の研磨具合と層の厚さによる光の屈折などが関係していると思われます。目で見て確認できれば一番いいですが、難しい場合は購入前に問い合わせしてみるのが吉かな。

実は昔、PEDESTALという商品について商品調査をしたことがあり、その時に得た知識で書いてみました。テカリが気になる人は参考にしてみて下さい。

参考：フィギュアケースおすすめ品 – おしゃれな飾り方

３：ケース本体の精巧さ

ちょっと汚い画像で申し訳ない（笑）

100均の物だと、基本的にはプラスチック製の黒の台座に透明な蓋をかぶせる形の物しか無いと思います。価格的に考えてそれが多分限界でしょう。しかしながら、上記画像のように簡単に多段式にディスプレイする事が可能なので一応100均ならではの利点もあると言えばあります。

一方で…100均以外の商品はと言うと…

例えば背面をミラー・ブラック仕様にするなどが可能。
フィギュアの種類やシチュエーションに合わせたケースが選べます。

参考：アクリル工房 – コレクションケース

他にも、底面がミラー仕様になっている製品もありますね。
PEDESTALなどは底面がミラー/グロスブラックのリバーシブル仕様。

参考：PEDESTAL – Amazon

４：日焼け・UVカット効果の有無

こちらはSolidstage（PEDESTALの製造会社）の公式サイトにて公開されている紫外線照射実験結果です。実験環境としてはUVライトの直下に紫外線チェックシールを張り、紫外線除去効果を検証したものですね。

参考：Solidstage – UVカット実験レポート

こちらの結果を見る限りでは次のようなことが分かります。

• 何も無いよりは遮断物があったほうが良い
• ガラスよりもアクリル板の方がUVカット効果は高い
• 通常アクリル板よりもUVカットアクリル板の方がUVカット効果が高い

この実験から思うこと…

• ダイソーのフィギュアケースにも一応UVカット効果がある
• 取りあえず展示するなら最低でもケースに入れておきたい
• UVカットアクリル板のUVカット効果はかなりすごいっぽい

結論⇒ 取りあえずケースはあったほうがよさげ。

参考：PEDESTAL – Amazon
参考：フィギュアケース（紫外線対策） – 楽天

５：ケースの根本的な強度

ケースということで「ガラス」を想像されていた方も多いかもしれませんね。ガラスによるフィギュアケースのメリットは「強度」ですね。アクリル製の物と比較すると傷が付きにくいといった利点があります。

一方で、上記実験から予想されることとして、ガラスには紫外線カット効果が少し弱いというデメリットがあります。フィギュアの品質維持を考えると…ガラス棚＋アクリル製のフィギュアケースを重ねたに二重構造のほうが良いかも。

もしくは、ガラスの場合は透明なUVカットフィルムを利用するという手も一応ありますかね。そもそも気にしないというのも一つですけどね。フィギュア焼けを防ぎたい場合は一工夫した方がいいかなぁ～と思われます。

参考：フィギュアケース（ガラス製） – Amazon
参考：フィギュアケース（ガラス製） – 楽天

まとめ

100均で探すとなるとサイズに限界がありますね。ある程度の大きさが必要であれば通販・専門店で探すのが手っとり早いと思います。オーダーメイドでも数千円あればそこそこでかいサイズのフィギュアケースが用意できることが分かりました。

もう一点、考えることがあるとすれば紫外線対策ですね。

フィギュアなんてのは本当にピンからキリまでありますからねぇ。数万円するフィギュアに対して100均でかったフィギュアケースだとさすがに力不足かなぁって思います。価値を損なわない為にも紫外線対策は施して上げるのが親心かな。

なんでも鑑定団が好きでよく見るんですけど「フィギュアにおけるフィギュアケース」は「絵画における表装・額装」みたいなものなのでしょう。人気鑑定士・安河内先生もよく「絵にあった額縁を」と言われてるので…〆