【GTA5が二度目の訴訟】元イタリアンマフィアの娘から「人生の盗作」で訴えられる！

コンシューマ機用ゲームソフトの世界に置いて
数多くの記録を塗り替えた超人気ゲームソフト「Grand Theft Auto V」

ちょっぴり危険なこのゲームに登場するモブキャラ「アントニア・ボッティーノ」が、私に似ている！ということでイタリアの元マフィアの娘であるカレン・グラヴァーノ氏がRockstar Games に対し4000万ドルの賠償金を求める訴訟を起こした。

GTA5とは

知らない人のためにGrand Theft Auto V（通称：GTA5）について簡単に説明しておこう。

GTAの初代は1997年に北米で販売されたいわゆる洋ゲー。自由度が高く、何でも好き勝手にできちゃうのがこのゲームの特徴だが、あまりに自由な上に、ものすごくリアルな作りになっている事から危険視されることもあり、日本の一部地域においては有害図書指定を受けたこともある。

ちなみに本作GTA5はゲーム世界における記録を数多く塗り替えたゲームでもある。ちなみに以下の7つがGTA5が獲得したギネス記録だ。

ギネス記録

• 24時間で最も売れたアクションアドベンチャービデオゲーム
• 24時間で最も売れたビデオゲーム
• 10億USドルを最速で売り上げたエンターテイメント資産
• 10億USドルを最速で売り上げたビデオゲーム
• 24時間で最も収益をあげたビデオゲーム
• 24時間で1つのエンターテイメント資産から得られた最も高い収益
• 最もトレイラーが見られたアクションアドベンチャーゲーム

ちなみに、売れ行きが芳しくない国内のコンシューマ用ソフト市場だが、ただでさえ洋ゲーが売れにくい日本だが、そうでありながら、2014年2月時点において70万本を売り上げる大ヒットとなっている。

GTA5にまつわる訴訟問題

さて、そんなGTA5だが、何度か訴訟トラブルが起こっているようだ。日本ではそれほど知られていないが過去にあった訴訟を紹介しておこう。

Lindsay Lohanのケース

ちなみに彼女Lindsay Lohan（リンジー・ローハン）について簡単に人物像を紹介しておくと、米国の女優・歌手の彼女ですが、どちらかと言えばトラブルメーカーとして有名。日本でもAKBがお泊りデートでメディアを騒がせたりしていますが、あんなのとはレベルが全く違います。

薬物関連の事件をはじめ、飲酒運転や無免許運転、暴力事件など・・・沢山のトラブルを起こしたみたいですね。

2014年2月時点で27歳の彼女ですが、いわゆる子役時代からテレビ出演しており、3歳のころからCMなどに起用されていた過去を持ちます。父親の逮捕問題などがあり、学生時代はいじめを受けていたこともあったそうです。

なかなか・・・パンチの利いたプロフィールをお持ちですね・・・。このプロフィールだけでお腹いっぱいです（笑）

これとか割とマジでそっくりじゃないですか・・・。ちなみに本件は2013年12月の話。

Karen Gravanoのケース

さて、二度目の訴訟は本記事のタイトルにあるこちら。
元イタリアンマフィア Summy Gravano の娘さんだそうです。

本件を整理すると次のようになります。

実在人物

• 本物のマフィア「ガンビーノ一家」が存在する
• ガンビーノ一家の元幹部として「サミー・グラヴァーノ」が存在する
• そのサミー・グラヴァーノの娘が「カレン・グラヴァーノ」である

ゲーム内人物

• GTA内のマフィア「ガンベッティ一家」が存在する
• ガンベッティ一家の元幹部として「サミー・ボッティーノ」が存在する
• そのサミー・ボッティーノの娘が「アントニア・ボッティーノ」である

カレン・グラヴァーノvsアントニオ・ボッティーノ

いやー・・・設定は似てるかもしれないっすけど、関係あんのかねこれ？ガンビーノ一家というマフィアはニューヨークの5大マフィアと言われるなかの一つらしく、日本語wikiもあるくらいですからかなり有名っぽいです。

ゲーム内のガンベッティ一家が仮にガンビーノ一家をモデルにしていたとしても、その娘までモデルにしているとはちょっと考えにくいかなぁ…って。ちなみにサミー・ボッティーノについては前作のGTA4にも登場している人物。

単にスト―リーに前作との関連性を持たせる為に娘っていうキャラを創造したにすぎない気がしますね。ちなみに訴訟額は4000万ドル。日本円にして約40億円ですよ。

どう考えても金目的だろｗ