【猫の異物誤飲・誤食による手術と費用】嘔吐に注意!事故前と事故後の術後服着用時の様子
我が家の黒猫・ジジ(約2歳の♂)がゴムっぽいのを食べちゃって嘔吐。
更に吐ききれずに体調悪化。動物病院で手術・入院してました。
良い年になる弟がちょうど2年前にスーパーの駐車場で拾ってきまして
そんなこともあって猫を飼うのは初めてで手術ということでソワソワ。
無事退院して自宅に戻ってきたのでその事について書いてみる。
まだ帰ってきて二日目ですが事故直後とは違って元気そうでなにより。
黒猫・ジジ君について
この写真がちょうど拾ってきたばかりの頃の写真。
2年前の2012年の9月頃に弟が駐車場で見つけて拾ってきました。
ガリガリに痩せていて鼻水ずるずる…
手のひらにも乗っちゃうようなサイズでしたね。
従姉妹が「猫を飼いたい」ということで引き渡そうとしていたところ
弟が「やっぱり飼いたい」と不貞腐れてしまった為、自宅で飼うことに。
今がちょうど2歳くらいになりますね。
既に去勢済みですね。
猫は通常、去勢するとおとなしくなると言われていますが、
黒猫は性格的には人懐っこいらしく、なかなかのヤンチャ猫です。
この写真が今年の2月頃の大雪時の写真ですね。
写真じゃ分からないかもしれませんが、ちょいとメタボ気味。
去勢すると食欲が増して太りやすくなるんだそうな。
ゴムの誤食による嘔吐・事故の経緯
100均なんかでも売られていると思うのですが…
パズルのように連結して使えるゴム製のマットがありますよね。
猫用の爪とぎは別で飼って与えているんですがそれよりも
このマットでガリガリするのが好きな猫君でして…
このパズルの連結・凸部分をかじって食べちゃいまして
それが結果的に手術をする原因になっちゃいましたね。
合成樹脂・ゴム製品でしょうかね。
少なくとも食べちゃまずいものだと思います。
以前、テレビにて「コットンボールダイエット」という名の「綿を食べるダイエット」というのが放送。実際は噂だけの架空のダイエットだったらしいんですが、それを試しに実験した人の体調が悪くなり、「命の危険もある絶対にやってはならないダイエット」として解説されていたのを思い出しましたね。
胃で消化できるならまだしも…
消化できないものを食べると人間以上に体の小さな猫だと
更に命の危険があるということが一つ言えると思います。
異物の誤飲誤食に関しては…
獣医さん曰く、特に若い猫に起こりやすい事故なんだそうです。
なんでも口に入れちゃうあたりは人間の子どもと同じですね。
人間の薬なんかも誤って誤飲しやすいものの一つですから、
初めて猫を飼う人は特に注意しておきたいところですね。
事故前後の様子
覚えている限りで事故前後の様子を書いてみる。
事故前
猫というのは猫草で知られるように
毛玉を出す目的などで割とよく吐きます。
今回の事故…
異物を食べちゃったのはおそらくお昼頃。
昼間に猫のトイレの付近を見てみると何だか色付きの異物を吐いていてビックリ。どうやらゴム製マットを食べたらしい…というのは分かったんですが見た限りだと全部吐いたっぽかったので少し安心してました。ただ、いつもよりも吐いてましたね。
まだ猫自身も体調悪化の自覚が少なかったのか
普段通り元気でジャレて来ていたので気にしてませんでした。
それが日が落ちたくらいからですね…
いつもよりも嘔吐が多かった気はしてたのですが…
既に嘔吐そのものは止まったものの少し元気がない様子。
本当はこのタイミングくらいで病院に連れていくべきだったのかも。
反省 m(__ )m 車を持ってないのが災いした。
翌日、動物病院に連れていく前はかなりゲッソリした状態。
「猫は死期を悟るといなくなる」なんて言いますがそれをふと思い出す。
普段はいないであろう見つけにくい場所で隠れている状態。
やべぇこりゃ…ってことで病院に連れて行きました。
検査の結果、全て吐いたと思ってたゴムがまだ残ってました。
理想の対応
もし異変を感じたらまずは動物病院に電話するのが良いそうです。
僕もそうでしたが多くの飼い主が体調が悪化してから病院につれてくるらしい。
場合によっては早急に手当てを施す必要があるかもしれません。
人間と同じでヤバイと思ったら早めに相談するようにしましょう。
事故後
網タイツ(術後服というそうな…)を着用した状態で一週間ぶりに御帰還。
なんだか窮屈そうな感じで自身で引っ掻いたりしていますが元気そう。
しばらく家から離れてたこともあってか…
なんだか違和感を感じているようにも見えました。
ただ、まだ回復しきってない為だと思いますが、
活発に動くわけではなくてゴロ~ンとしていますね。
事故直後は食欲が全くなく、脱水症状の傾向も出ていたのですが、
帰宅後はウェットフードを中心に、食欲はバッチリ回復。
※ドライフードはまだ胃的にキツイらしい
ちょっと困るのが…
いつものように高い所に登るまでは良いのですが
お腹に力が入らない為だと思いますが降りられずに
「ニャ~」と鳴いて降ろしてくれとせがんできます。
肝臓に異常・病状と手術費用
ちょっと画像が荒いかもしれませんが血液検査の結果。
パソコンの人は画像クリックで拡大表示されるので見てみて下さい。
全体的に脱水症状時に見られる数値になっています。
また特に肝臓のGPTという数値が異常な事になっています。
22~84が基準値なのに対して…
1000以上というヤバそうな数値。
手術費用
手術費用は人間と違って保険が効かないため高額です。
これを書くと手術しない人が出てきそうなので書くか迷いつつ…
これから手術を受ける予定の人の為に価格を一応書いておきます。
※手術費用を見て…手術辞めちゃうような人は見ないで下さい(>ω<)
地元で人気の良心的な価格の動物病院で治療してもらいました。
その結果「88,680円」という治療費になりました。
ネットで他の治療者の価格を見ているともっと高かったりするので
実際のところは「10~20万円」ほどは覚悟しておいたほうがいいかも。
- 入院料(6日分):9,240円
- 血液検査(4回分):12,340円
- バリウム検査:8,230円
- 点滴(6回分):21,600円
- 手術・麻酔:36,000円
- 内用薬:1,270円
ということで猫の誤飲・誤食による手術報告でした。
飼い主の皆さんは注意してあげてくださいね~。
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