【LINEスタンプ作成まとめ】デザイナー個人で製作・販売する方法!
このたびLINEにて個人で自作スタンプの販売が可能になりました。
スタンプ製作の方法及びマーケットの可能性について紹介します!
LINEスタンプのクリエイター登録
さて、新しく開始されたLINEスタンプ!
一番の見どころは企業だけでなく個人でも参入できる点です!
まずはLINEアカウント作成
まだLINEを利用していない人はまず最初にアカウントを作りましょう。
アカウントは『⇒LINEアプリ』より作成可能です。
LINEとは?
LINEを知らない人のために少しだけ説明しておきます。
LINEというのはメールよりも使いやすいメールって感じでしょうかね。
メールというよりもむしろチャットに近い形式で1:1対話を始め、複数人での対話も可能。また、無料音声通話などもでき、今回のテーマであるLINEスタンプなどを利用した楽しいやりとりも可能な世界中で大ヒットしているアプリです。
クリエイター登録しよう!
LINEスタンプを作成するには
「LINE Creators Market」に登録する必要があります。
サービスの開始は2014年4月からです。
正式スタートした際に詳細は追記させていただきます。
LINE Creators Marketを利用するにはLINEで登録したアカウント情報とパスワードが必要になります。まだ使ったことがない人はサービス開始までに作成しておきましょう!
必要となるLINEスタンプ画像詳細
クリエイター登録が完了したら、次にスタンプ画像を作る必要があります。
必要となる画像は全部で42枚。詳細についてお話していきますね。
必要な画像
画像フォーマットは全て『PNG形式』です。
- メイン画像:1枚
- スタンプ画像:40枚
- トークルームタブ画像:1枚
メイン画像
そのスタンプ群を表す為の主役となる画像になります。
ストアに並ぶ際にも利用される画像ですね。
- 必要数:1個
- サイズ:240×240 pixel
まずはどんなスタンプであるかを知ってもらうことが大事です。
ですから、一番意識して作りたい画像ですね!
スタンプ画像
スタンプ画像というのは要はLINE上で使われることになる画像のことです。
- 必要数:40個
- サイズ (最大):370×320 pixel
LINE STOREにて人気のスタンプを見る事が可能です。
⇒LINE STOREはこちら
40枚というのはなかなかの数です。
バリエーションに悩んだ場合などは参考にしてみるといいでしょう。
喜怒哀楽といった感情表現を如何に表現するか…
デザイナーの腕の見せ所ですね!
トークルームタブ画像
トークルームで用いられるタブ画像ですね。
タブ画像というのはパソコンなどでもよく見かけますね。
- 必要数:1個
- サイズ:96×74 pixel
アイコンのニュアンスが強い画像です。
複雑なものではなく、分かり易いものが良いかも!?
LINEスタンプ画像の作り方
LINEスタンプはPNG形式である必要があります。
では実際に必要となるPNG画像の作り方を簡単に紹介します。
画像には保存形式が幾つかありますが、PNGである点に注意してください。
(png以外では、jpg・bmp・gif形式などが有名ですね。)
ペイントで作る場合
まずは誰でも使ったことがあると推測されるペイントにて。
参考画像はWINDOWS7版のペイントになります。
画像サイズの調整
まずは作りたい画像サイズに調整します。
ウィンドウの右下をひっぱり、サイズ調整しましょう。
ペイントで描く
まぁ…なんか描いてみましょう。
上記絵は四角だけ使って描いたロボットの例です。
PNGで保存
名前を付けて保存⇒PNG画像 でOKです。
他の形式にしてしまうと作り直しになるので注意。
*特にJPEGで保存してしまうと画像の色データが壊れる場合があるので注意。
*BMPだと大丈夫だけど…それでもPNGに出力し直しになります。
EDGEで作る
僕のオススメはEDGEというドット絵エディターです。
以前勤めていた会社のデザイナー新人研修にも利用していましたね。
⇒EDGEのダウンロードはこちら
画像の新規作成
ファイル⇒新規作成 より、作成したい画像サイズを入力します。
エディターを駆使して描く!
EDGEには色々な機能がありますが、単純な画像作成レベルで有れば直感的な操作でも十分に作成可能です。カラーパレットを表示させた状態で作業するようにしましょう。
PNGで保存
ファイル⇒名前を付けて保存 で保存が可能です。
あとEDGEでは「背景色を透過」という処理が可能です。
もしかすると・・・LINEスタンプを作る場合において背景を透過させる必要がでてくるかもしれません。その場合はペイントは使えませんからEDGEを使うようにしましょう。
PNG形式というのは背景を透過させることができる形式の一つです。もしかすると、PNG形式である理由はこれかもしれません。
スタンプのバリエーション
まずはスタンプのガイドラインに目を通しておきましょう。
⇒スタンプのガイドラインはこちら
基本的にはコミュニケーションで使いやすいものが推奨されています。
宣伝を目的としたスタンプは作れませんからご注意を!
以下に、ネタを書いておきますね。どうぞ参考に!
スタンプのネタ
挨拶
挨拶系はコミュニケーションとしては非常に使いやすいですね。
おめでとう・ありがとう・ごめんなさい・どういたしまして・おはよう・おやすみ・いただきます・ごちそうさま・こんにちは・こんばんは・行ってきます・行ってらっしゃい・さようなら・お帰りなさい
感情
感情ネタとしては「スピノザの48種類の感情」なんかを参考にすると良いかも。
⇒スピノザの48種類の感情はこちら
- 愛や喜び、悲しみといった外的要因が元となる感情。
- 自己満足や後悔、自尊といった内から湧いてくる感情。
- 競争心や怒り、慈悲心といった欲望から生まれる感情。
漫画太郎先生
ババアの表情なんかは参考になるかも。
スタンプの販売について
スタンプの販売について商売人の観点から紹介。
スタンプの販売価格
スタンプの販売価格は100円になります。
売値の50%が報酬として支払われます。
例えば、あなたが作成したスタンプを100人の人が購入してくれた場合…
■100円 × 50% × 100人 = 5,000円
さてさて、これを高いと見るか…安いと見るか…
ちなみに一度作ってしまえば半永久的に販売できるコンテンツです。
いわゆる本の印税や不労所得と呼ばれるものの一つと言えますね。
ですから、毎月5,000円はいる状況!?なんてのも美味しいかもしれませんね。
気になる市場規模
ちなみにこのスタンプですが、2013年のLINEの売り上げが518億円。
そのうち無料通話・メッセージ事業の割合が343億円。
更にそのうち20%がスタンプ系事業とのことです。
ですから、すごく大まかにみて70億円市場ということでしょうかね。
これからもLINEが普及し続ければ更に市場が拡大することが予想されます。
デザイナーさん!本気を出す時ですよ~!
関連記事
-
【初心者必見!無料ネット囲碁サイト比較】棋力の目安と使い勝手の良いオススメサービスは?
テレビゲームもいいけれど… たまには囲碁などいかがかな? こんにちは。 碁キチの元
-
【かわいいLINEスタンプ発見】クリエイターズスタンプを作成・販売してるデザイナーさんに10個の質問してみた!
最近話題の自作LINEスタンプ・クリエイターズスタンプがあります。 6月11日の日経新
-
【給料日前で無一文!後払いで商品が買える通販スーパー?】「NP後払い決済」ってなぁに?
いつものようにヤフー知恵袋を眺めていると次のような質問がありました。 Q:後払いで商品
-
【旅行先でスマホを無くした時の探し方】電池が残っているうちにネカフェからGPS検索!
結婚式関連の用事で 今月も東京にお出かけ。 マグロ入刀なんて 初めて見ましたよ(=
-
プログラマーになりたい子も必見!「CheckiO」を使ったゲーム感覚プログラミング学習法が話題!
プログラマーになるにはどうすればいい? ゲームが好きな子であれば、 一度はあこがれる
-
ブログのネタ切れ心配無用!ネタ帳代わりに愛用・GunosyというWEBサービス
最近友達が僕にそそのかされて…笑 新しくブログを始めたまではよかったのですが。 10日ほど経
-
2014年LINEスタンプ人気ランキング!自作スタンプで勝負・販売上位スタンプから考察する売れるデザイン!
おかげさまで運営開始から約4ヶ月が経過。 記事数はもうすぐ200記事になろうとしています。
-
【田舎のネット契約「ADSLから光」への料金プラン変更解説】光コラボレーションモデルは何故安い?
遂に我が家でも光が使えるようになった! 現在NTTは「アナログ電話回線を光ケーブルにし
-
ココナラで稼ぐには?WEB屋が利用してみた感想…手数料が高いっす…
「どんなお願いも500円」 ちょっとした挿絵が欲しい 今年の運勢を占い師の方に見
-
中学生・高校生がプログラミングの勉強を開始するには!オススメ言語と学習に役立つWEBサービス!
ちょいと前にゲームプログラマー時代の記事を書いたところ ありがたいことに次のようなコメントをいただ