【ナイトスクープ神曲】阪大教授の和田昌昭作曲「宿酔」を100回聞いたらドハマりした（笑）

僕の好きなテレビ番組「探偵ナイトスクープ」
2014年3月7日放送回より・・・

阪大教授の和田昌昭が中原中也の詩「宿酔」
その詩につけた曲が「神曲」として話題に！

3回聞くと覚醒するらしいが、
覚醒しすぎて僕の作業用BGMになってしまった。。

ナイトスクープで話題となった神曲「宿酔」

初めて聞く人はとりあえず黙って３回聞いてみてください。

朝っ～鈍い日が～てってて～
風がある～
千の天使が～
バスケットボ～ル～するっ～

何とも言えない耳心地の良いリズム。
特に伴奏中の低音部のメロディーがマジで気持ちいい。

• 初見：なんだこの曲ｗｗｗ
• 二回目：デュデュデュデュドッドッ
• 三回目：バスケットボ～ルっする♡

ナイトスクープ放送翌日に一気に10万再生。
その後、Livedoor・Yahooニュースに取り上げられ加速。
4月13日現在、約74万再生という驚異の再生回数。

僕も100以上聞きましたがヤベェ・・・
一度はまると何回でもリピートしてしまう癖が発動！
鬼塚ちひろの「私とワルツを」以来のヒット。

中原中也の宿酔とは？

中原中也は1907年～1937年という明治後期～昭和初期に活躍した詩人で、国語をちゃんと勉強してきた人なら一度は聞いたことのある有名人。改めて調べてみるとたった30年という短い生涯だったようです。

この「宿酔」は1934年。中也の長男が生まれた年に出版した「山羊の歌」におさめられた詩の一つで「二日酔い」を意味するものです。

朝、鈍い日が照つてて
風がある。
千の天使が
バスケットボールする。

私は目をつむる、
かなしい酔ひだ。
もう不用になつたストーヴが
白つぽく銹さびてゐる。

朝、鈍い日が照つてて
風がある。
千の天使が
バスケットボールする。

改めて詩を眺めてみると感じるが
「千の天使がバスケットボールする」というのは
二日酔いで頭がクラクラする様子を例えたもののようだ。

ちなみに中也はかなり血の気の多い人物だったらしく、
そのうえ酒癖もなかなか悪かったらしい・・・。

作曲家の和田昌昭

言わずと知れた旧帝大「大阪大学（通称：阪大）」の教授にして、YouTubeにひそかに動画を上げ、自費出版・個人レーベルにて作曲活動を行うまさに変わり者。

和田教授自身も阪大の数学科を卒業。
修士では同大学院に進み、博士ではコロンビア大学へ留学。

今は阪大の教授をされてますが、それは2009年4月からの事。
1992年6月～2009年3月の間は「奈良女子大学」で教鞭をふるわれてました。

男子の僕は聞きなれない大学だったわけですが
奈良女子大は国立大で、津田塾やらポン女並にレベルの高い大学っぽいです。

それにしても・・・やっぱ数学者は変わり者が多い気がするでゴザル。

和田先生関連リンク

• 作曲家 和田昌昭のHP
• まほらがレーベル
• 阪大の和田教授関連ページ

今回は宿酔が注目を浴びることになりましたが
それ以外にもなかなかユニークなコード進行の曲が沢山！

和田先生ファンの方は必見です！
ピアノによる作曲活動やらいろいろ。

ちなみに宿酔がおさめられた和田先生リリースの
「山羊の歌」は初回製作分完売が見事に完売したそうです！

MP3アルバム版はアマゾンから購入可能！
YouTube版とはまた違った仕上がりになっています。

アマゾンにて視聴可能ですから気に入った人はどうぞ。
Amazon：Goat Songs 山羊の歌

ちなみにレビューに気になる人物が・・・ｗ
ナイトスクープに登場していた阪大の学生さんかな？

本当に和田先生の曲の大ファンだったようで、
放送の一年以上前から先生の曲に魅了されていたようです！

ガチすぎだろ！！！